初期の頃は、行政が中心となって開催された支援イベントへの協力を続けながら福岡へ母子避難をされた方向けの交流会を開催していました。3年間毎月開催し、スタッフのほか弁護士の先生やカウンセラーの方を迎えて参加者は60名から100名を超えることもありました。4年目からは、復興庁の情報支援事業を受託し、復興庁のプログラムに沿った形で交流会等の支援活動を行いました。6年目以降は拠点事業を受託し拠点の運営が活動の中心になりました。交流会は少人数を対象に開催することにして、毎週の交流会・毎月の交流会・受託した事業の交流会・受託した補助金の交流会と年間70回程度開催しています。
困ったことやトラブルが発災直後に最大で徐々に小さくなっていくというのはモデルケースであり、そのような方が多いのも事実ですが、9年間の活動の中ではモデルケースのようにはいかない被災者の方も見てきました。そのような方のためにこそ、我々のような民間の支援団体が必要なのだと強く感じました。どのような形でも活動を続けていることをとても大切に考えて活動をしています。