分かち合いワークショップ
被災・避難当事者の「語れなさ」に着目しつつ、次の災害に自分たちの経験が活かされるようにと願いを込めて、参加者のみなさんとともに、3.11の一人ひとりの「体験」を振り返り 「その時の思い」をお互い聴きあい語りあうワークショップを開催。
「人の話を最後まで聞く」「(他者の話を)否定しない」「話を持ち帰らない」というルールを設け、広域避難当事者が抱える「語れなさ」に配慮し、安心して話せる場作りを意識しワークショップを行っています。
「自分の思いを言葉にすること」「ほかの参加者に受け止めてもらうこと」は受容や共感につながり自己肯定感が高まります。また、自身の経験が社会貢献へ繋がるという希望を感じることで「自己効力感」や「自尊心」の向上につながり、この分かち合いワークでは、一人ひとりのエンパワーメントを引き出すといった副次的効果も得られました。