HIRAETH 311 Experience

ヒラエスとは

ヒラエスの思い

私たちヒラエスは2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震や東京電力福島第一原子力発電所事故により、それぞれの土地からそれぞれの土地へ避難を経験した当事者自らが広域支援に携わる中で生まれました。そして苦しみを口にすることもできないという当事者一人ひとりの言葉に必死で耳を傾け「語れなさ」の理由を検証しながら、そのかけがえのない経験が将来の災害対策や復興政策にいかしていけるようにと活動をしてきました。

全国で活動する支援団体も皆、雲をつかむような思いでその「語れなさ」に触れ、時には傷つき、そして勇気をもらいながら、当事者の復興に伴走し、今も歩んでいます。

一人ひとりが「経験のちから」を分かちあい、命と尊厳を守りながら多様性を認めあって安心して暮らせる社会を目指して、ヒラエスはこれからも多くの皆様と共に学びあいながら未来を考えていきたいと思っています。