HIRAETH 311 Experience

お知らせ

【ご報告】6月24日(土)ヒラエスサロン(対面形式) を開催いたしました

【ヒラエスサロン(対面形式)開催概要】

東日本大震災より12 年が経過しておりますが、すでに「復興は完了した」と言える状況である。とはいえません。
震災後から現在でも全国の支援団体は震災後から精力的に広域避難者への心のケアに対する交流事業等の活動を継続してきました。しかし、2019 年より日本全国で新型コロナウイルスが発生し、感染拡大によりそれまで広域避難者同士の寄り添い、励まし合った時間が奪われてしまいました。それは対面式によるセミナーやイベント等での支援団体同士の学びや情報交換の場も同時に奪われたものでした。

現在でも広域避難者の課題が解決していないのにも関わらず、昨今の新型コロナウイルスの拡大による影響もあいまって、支援団体が行う交流会等への広域避難当事者の参加が少なくなってしまったことによって、支援団体が志半ばで事業や活動の縮小や休止となる事象がおこってしまっています。
また、避難者と支援者とも直接話せる機会が減っている為、生活再建に必要な重要な情報交換や適切な状況把握ができる場も減少しています。
そのため、当事者と支援者の空白の数年を埋める為にも互いの情報交換ができるきっかけが必要であり、早急に寄り添い合う場づくりが必要であると捉えました。
本事業は、添い続ける全国各地の支援団体同士、また当事者同士がつながりあい励ましあい本音を言えるコミュニティーの場を提供したいと考え主催いたしました。

今回、開催の目的に則し、参加者同士がフラットに対応できる安心の場としたことで、広域避難の本質的な問題への理解を深める為の有意義な時間なりました。
ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。
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1.主催者 :311 当事者ネットワークHIRAETH(ヒラエス)
2.企画名 :ヒラエスサロン(対面形式)
3.開催日時:2023 年6 月24 日(土)18 時30 分~20 時30 分(最大21 時30 分まで)
4.開催場所:甘太郎 新大阪ソーラ21店(住所:大阪府大阪市淀川区西宮原2-1-3 ソーラ新大阪21 20F)
5.対 象 :関西近郊の広域避難者、支援者。全国の広域避難者支援団体。
6.参加費 :3000 円
7.参加人数 :14名
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■新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが「5類感染症」となったことによる対面開催とします。対応等は厚生労働省の考え方に準じます。
【厚生労働省HP より】新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について
https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html

※本事業はラッシュジャパンチャリティバンク助成プログラムとして開催いたしました。

311 当事者ネットワークHIRAETH(ヒラエス)