HIRAETH 311 Experience

お知らせ

【終了しました】第3回ヒラエスネットワーク会議:8/10(土):オンライン

Yahoo!基金 被 災 地 復 興 支 援 助 成 事 業 ( 2022 年度 継続)

第3回ヒラエスネットワーク会議

「支援プロセスの完成と政策提言に向けて」

開催要項

【目的】

311以来、積み重ねてきた経験と思いを広域避難者支援の現場で生かしたい。そのような考えからヒラエスでは2022年度から相談や寄り添いの手引きとなる「支援プロセス」の構築に取り組んできました。本年はついに、その完成を目指します。支援の実務家、行政関係者、専門家らがつながりあい、よりよい支援の在り方を実現できるよう本会議を開催します。

ヒラエスでは202210月から支援に携わる全国の皆さまと共に、専門家の調査分析をエビデンスとした新たな支援プロセス構築の取り組みを開始しました。第1回ネットワーク会議では行政(愛知県・京都府)から官民連携で行われた支援について、また日本精神科看護協会からは連携の困難さや医療現場での心構えを、さらに企業(元武田薬品工業株式会社ジャパンCSR担当)からは理念に基づき中長期を見据えた芯のある支援軸の在り方について、貴重な示唆をいただきました。第2回ネットワーク会議では「311の制度や支援 生み出されたものと残された課題」というテーマを深めながら、能登半島地震で顕在化した課題も踏まえ、支援プロセスのブラッシュアップを進めてきました。

「支援プロセス」は単なるノウハウではありません。復興(回復)の概念が共通認識され、人の力が循環して自立(自律)を支えるサステナブルな未来へつながることを目指します。また「支援プロセス」だけでは解決することのできない、様々な残された課題を、政策提言という形で集約し、さらに取り組みを続けていきたいと考えています。多くの方にご参加いただき、お力添えをいただければ幸いです。

【日時】2024810日(土) 13:0016:00

【開催形式】オンライン

【プログラム】

  • 開会
  • ケーススタディ:支援プロセスを実践された方からのケース報告

(ヒラエスが構築してきた「支援プロセス」を311および能登半島地震の被災者支援の現場で使っていただきました。支援に携わった実務者の方々に成果や改善点を報告していただき、よりよい「支援プロセス」の在り方を検討します)

  • 支援プログラムの検証報告:徳島大学准教授(心理学)甲田宗良氏
  • ディスカッション (ケース報告などを踏まえ、支援プロセスの完成と政策提言に向けて議論します)
  • 閉会

【参加対象】復興庁・福島県等の行政機関、社会福祉協議会、広域避難者支援団体・支援者、NPO団体、専門家(研究者・医療関係者・士業)、企業(CSR担当その他)、被災者・避難者支援に関心のある支援者

【企画運営】311当事者ネットワーク HIRAETH(ヒラエス)

【助成団体】Yahoo!基金 被災地復興支援助成事業