人と人とが手を繋ぎ、連携しながら「までい※」に支援する様子を表現しています。
ローマ字表記の「までい」は「M A D E i 」と表記し、これにはメイドi ( アイ= 私) の意味とメイド愛の意味を持たせました。
自分らしさの回復を目指して愛をもった支援をすること、そのためには「までい」の心が大切であるということを表現しています。
※「までい」とは福島弁で「丁寧に」「心をこめて」「手間ひまかけて」の意
平素より「311当事者ネットワーク HIRAETH(ヒラエス)」の活動へ変わらぬご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
ヒラエスではYahoo!基金の助成を受け2022年10月より「人間の復興(回復)に必要な資源・リソースを見出し実践に繋げるための事業」を行いました。2023年10月より2年目となった本事業も終わりを迎え、当初より目指しておりました「当事者の声をエビデンスとした新たな支援プロセス」である「ヒラエス災害ケースまでいジメント」が完成いたしました。
本冊子はヒラエスが2018年から全国各地をまわり集めた当事者の声の分析結果を含めたプロセス完成までの過程とその内容をまとめた報告書です(2024年9月30日発行)。
この報告書は広域避難者支援の知見からまとめたものではありますが、多様な課題が混在する現場の声が反映されております。それぞれの役割や立場を越え、支援の本質とは何かを考えるきっかけにしていただけましたら幸いです。
ヒラエスは住みやすい社会、よりよい支援に向けてこれからも皆さまと共に語り・学び合う場作りを行っていきたいと考えております。この報告書が災害時だけでなく平時の対人援助の現場においても役立て活かされることを期待しております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
311当事者ネットワーク HIRAETH(ヒラエス)
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