震災発災時、自分たちは被害を受けていない東北の中間支援団体として被災地のサポートセンターからの情報収集や発信、ボランティアのコーディネートを担うべきでしたが、あまりに被害が甚大だったため上手く活動ができませんでした。また、被災地に視察を兼ね宮城県内のボランティア活動に入りましたが、一緒に活動を行った学生たちに向けてのメンタルケアについての事前の学習会が必要だったと思いました。
法人としては被災地に向けて支援する団体や秋田県内避難者への支援活動を資金面で支援を行ってきましたが、これらの団体同士のネットワークを構築すべきでした。10年分のデータは残っているのでまとめて今後の災害支援時に活用できるようにしたいと思います。広域避難支援に関わってからは全国の様々な団体と情報共有してきましたが、秋田県の場合は、県被災者受入支援室が居宅訪問やサロン等を開催していたので、寄り添い支援などができず、行政と民間の住み分けが必要だったと思います。