被災地を離れ、同じ土地に避難した震災を経験した者同士というだけのつながりから団体を設立した場合には、連携する先や仕組みがないことで苦労します。当会では、団体設立時より継続して、行政、社協、地域の支援団体、弁護士や臨床心理士などさまざまな地域資源や支援者とつながりを広げ、相談から解決までの流れの仕組みを作りました。相談事にあわせた窓口へ当会から直接連絡ができるようになり、少しずつ相談窓口リストも増えています。これからもこの仕組みを活用して相談者に対応しながらつないだ後の報告や経過見守り、状況の共有も大切に活動していきたいです。